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ツゥルーライズ
第1章 一回目
「うちのひとって、いつもお腹の上に出すの」
由美が、私の腕枕の上で顔をこちらに向けた。
私は先ほど由美の中で果てたばかりだ。
ホテルの部屋だった。
情事の後のベッドトーキングだ。
由美は不意に自分の夫のことを話し始めた。
由美いつも不意だ。
「正樹さんって、コンドーム付けて中に出してくれるでしょ? すごく新鮮だった」
もう何度目の逢瀬になるだろう。
三カ月か……。
五度目くらいだろうか……。
私は、射精するときは、必ずコンドームを付けて女性の中に出す。
もう若い頃から。
もちろん、由美との最初の時もそうだった。
それが当たり前だと思っていた。
でも、由美の“当たり前”は違っていた。
だから、他の夫婦が違うことをしているのを聞く事は、私としても新鮮だった。
由美が、私の腕枕の上で顔をこちらに向けた。
私は先ほど由美の中で果てたばかりだ。
ホテルの部屋だった。
情事の後のベッドトーキングだ。
由美は不意に自分の夫のことを話し始めた。
由美いつも不意だ。
「正樹さんって、コンドーム付けて中に出してくれるでしょ? すごく新鮮だった」
もう何度目の逢瀬になるだろう。
三カ月か……。
五度目くらいだろうか……。
私は、射精するときは、必ずコンドームを付けて女性の中に出す。
もう若い頃から。
もちろん、由美との最初の時もそうだった。
それが当たり前だと思っていた。
でも、由美の“当たり前”は違っていた。
だから、他の夫婦が違うことをしているのを聞く事は、私としても新鮮だった。