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ツゥルーライズ
第2章 二回目
私は本当に由美が愛しく思えた。
舌を絡めながら、私は由美の脇に両腕をついた。
彼女が脚を大きく開いて私を受け止め、両手で私の乳首をいじる形に落ち着いた。
奇しくも妻の体勢だ。
「いいよ、由美。二回目なのに、すごくいい」
「あんっ、もっと言って……いやらしく言って」
私は由美の耳元でささやいた。
「由美の中すごくいいよ。いままでした女の中で一番いい」
「ホントに? 一番……?」
由美の瞳が、一瞬大きくなる。
「うん、由美のが一番だよ」
「奥さんよりもいい?」
「もちろんだよ」
「じゃ、耳元でもう一回言って。名前で呼んで、言って」
私は由美の耳に口を持ってくと、そっと低い声でささやいた。
「由美が一番いいよ……。由美となら毎日でもしたい。由美の中に毎日出したい」
「ああんっ! 正樹さん!」
由美が抱きつく、そして締め付ける。
「また、出して、正樹さん。わたしにいっぱい出して……私だけに……」
「私だけに」の言葉は小さな声だった。
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