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彼依存
第10章 ステージ6



徐々に熱が帯びる陰核は
赤く充血し立派に勃起し
指で引っ掻くたびに
プルンと動く姿が何とも淫靡だった…



「ねぇ?藍…
さっきからチョロチョロ溢れてるコレは
もしかしてお漏らし?」


「っぁ、ち…ちが…っ…」



陰核を弾かれるたびに溢れたのは
間違いなく藍のお漏らしで
恥ずかしがるように首を大きく振り
なんとか誤魔化そうとする…



「こんなに溢れて止まらないなら
コッチにも栓をしてやんなきゃな」



「ひっ、あ…だっ、だめ…」




陸の手に持たれたのは
男性器の形をした凶暴なもの。
いくらなんでもそんな物が
いきなり入る訳ない。
怯えた表情の藍は許しを請うように
視線を送る…




「お、っ…お漏らししました…
ごめ、っ…なさい…
だから、それは許して…」



「俺もそこまで鬼畜じゃないし
慣らしてからにするよ」




ちゅっと待って?
慣らしてからそれ入れるの?
私の謝罪はある意味無意味で
事もあろうか、慣らす機会を与えた?




「指で沢山広げてあげるよ」



「っ…ぇ?」



「でもね藍?勘違いしちゃだめだから
イかしてもらえるとか考えたら
辛くなっちゃうよ」



今でも十分辛い。

体の熱は引かないし…

アナルにクリも…

締まる拘束具だけでも快感なのに…

イけない…

イくまでの刺激をもらえてない…

早く欲しい強い刺激が…



「あっ、はぁ…んっ…」



甘い声だけが漏れる室内に
密部をかき混ぜる音が加わった。
耳から脳にまで響く
卑猥で甘い水音は私を余計に熱くさせる。



「止まらないね」



二本の指が膣壁を広げ暴れる。
絡みつく私の肉壁は
美味しそうに陸の指を堪能する…



「んんっ…あ、あぁ…やっ、やだぁ」



グチュグチュ音を奏でながら
陸は単調なリズムで弄る。
それがもどかしくて自然と腰が揺れる…
無意味な事に変わりないのに。
縛られた私の体は
自らの意志では動かない…
揺れるのではなく揺らしたいの間違いで
身じろぐだけで終わってしまう。



「も、やだぁ…はぁ、あぁんっ…」



イきたいのに決定打がないため
波が押し寄せては返す。
辛い、陸が私に味わわせたかった感覚…



「我慢」



優しく微笑む彼が
鬼畜じゃない訳ないじゃない…




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