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第1章 甘い蜜

6畳という狭い空間
ﾍﾞｯﾄと机があるだけ。
陸と雅はﾍﾞｯﾄに藍は床に座り
小さな机に置かれたｹｰｷを
口いっぱいに頬張った。

緊張や不安をかき消すように
無心にｹｰｷを見つめた…



「藍昨日の話聞かしてやってよ
お漏らししながらイっちゃった話」


「っ…え…」


「あんな痙攣しながら
イったの初めてだったんだよね？
身体ビクビクさせちゃってさ」



彼は自分の鞄から
ﾋﾞﾃﾞｵｶﾒﾗを取り出し雅に渡す。
それは嫌な予感しかしなかった。
私が見えてなかったのをいいことに
何してたの…



「や…やめて…陸っ…」



開いた画面を閉じるように
雅が見えないよう
手で覆ってみせた。



「じゃぁ直接みせてもらおか」



ﾋﾞﾃﾞｵｶﾒﾗにかけた手をつかみ
強引にﾍﾞｯﾄへと押し倒した雅は
表情ひとつ変えない
先ほど見せた笑みは消えていた。



「り…っ…陸っ！
助けてっ、やだよ…」


「大丈夫雅に任せたら
天国見れちゃうから」



てん…ご…く…？
それ最終的に死ぬの？


暴れる私に陸は手枷をかけ
足首に繋げ強制的に
M字になるようにした。
スカートは捲れ上がり
白いレースの下着が丸見えに…


恥ずかしい。
恥ずかしい。
恥ずかしい。



「お願い…やめ…て…」


「可愛いな
涙流してから」