この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼依存
第1章 甘い蜜



「藍ちゃーん
聞いた通りやわ
幼くて可愛い陸の好みやな」



150㎝前後しかない背丈に
黒いストレートロングの髪
綺麗に切りそろえられた前髪
赤い縁の眼鏡の奥には
くっきり二重の澄んだ瞳。
見た目の幼さに似合わず
Eカップと豊満な胸。


ずば抜け美人でもなければ
可愛くモテる訳ではなかった。
だがロリコン気質のある
年上からはよく声を掛けられる。


陸もその一人だと私は思っていた。



「純粋そうに見えて実は…
ってタイプそそるわー」



雅はずかずか部屋に入りこみ
ボストンバックを彼に投げつける。
そう、届け物だ…



「藍ちゃん今日から仲間やからな
よろしくね」



不適な笑みは私を黙らした。


アッシュに染められた髪は
丁寧にセットされており
シルバーのアクセサリーを
じゃらじゃらと身につけている。
切れ長の目の上、眉には
ピアスが刺さっていた。



「大丈夫だよ、藍
雅見た目は悪いけどいい奴だから
きっと藍にも良くしてくれる」



彼はボストンバックの中身を見ながら
雅とアイコンタクトをとっている。



やめて…
絶対いい事なんてない…
それ何が入ってんのよ…

殺されるのかも。
ふと頭に過ぎった事…

私死ぬんだわ。



「藍ちゃんこっちおいで
ケーキ買ってきたんよ
一緒に食べようや」



あれ…
私殺されるんじゃないの?
こんな普通なの?


八重歯を出し笑う雅の顔を
抜けた顔で見つめてしまう。




「あり…が…と」






/191ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ