この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼女は思い通りにいかない
第6章 目障りな男
「おっさん!何でここに…」

「志織の本心、お前にも伝わっただろ?じゃあな」

悔しそうな田中を残し、俺は志織の手を引いた。

「大丈夫だったか?」

「遥斗さん……ごめ、ごめんなさい…」

「何で志織が謝るんだよ。悪いのは田中だろうが」

俺の言葉に志織が繋ぐ手をぎゅっと握りしめる。

今回ばかりは香のおかげだとおもった。
そもそもの元凶が誰かはおいといて。
GPSがなかったら今ごろもしかしたら田中とえらいことになってたかもしれない。

「ホントに…ホントにごめんなさい…」

泣き声になる志織に、俺は足をとめた。

「どうした?田中に嫌なことされたのか?」

「違うの…遥斗さんに迷惑かかっちゃったら、ごめんなさい…っ」

どんどん溢れてくる涙を拭いもせずに志織が俺を見上げてくる。

俺に迷惑がかかる?
どういうことだ?



/120ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ