この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼女は思い通りにいかない
第6章 目障りな男
「遥斗さ…ん…」

志織が泣き止んだのを見て体を離した。

「目、真っ赤だな」

「ホントにっ、ごめんなさい…っ」

「大丈夫だから。志織は心配しなくて大丈夫だから」

むしろそんなことくらいで会社が動くわけないだろ?
田中は志織がそれを信じてしまうのも計算して言ったんだろうけどな。

「会社はそんなにバカじゃないよ。安心していいから…」

「は、遥斗さん…っ」

「ん?どうした?」

志織の髪を撫でると、志織が途端に顔を赤くした。

もしかして外にずっといたから風邪でも引いたんだろうか。

おでこに手をあててみるけれど、熱はなさそうだ。

「あ、あの、嫌だったらごめんね…その、き、キス、してもいい?」

……え?

「や、やっぱりダメだよね!迷惑ばっかりかけてるのに、私何言っちゃってるんだろ。い、今のは忘れて…」

言い終わると同時に志織の唇を自分のと合わせた。

志織の的はずれな想いが堪らなく可愛い。
キスしていい?とかホント瞬殺なんだけど。

涙のせいなのか、志織の口の中は何だかちょっとしょっぱい気がする。



/120ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ