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催眠術師の秘密倶楽部
第3章 智美と七実
智美-1 調教-1

いよいよ、智美を交えて七実と3人飲み会の日だ。
仕事終わりに、七実の部屋に集合予定だが、僕は少し遅れていく事にした。

七実と僕がつき合っているという事を、智美に報告するという体で、ある程度、場が盛り上がった時に僕が登場する。

智美は、酒が強いらしい。
僕が登場する前に、智美にはほろ酔いになってもらうために、七実に睡眠導入剤を渡し、智美の酒に混ぜておくように指令を出した。

飲み会が始まって1時間ほど経ってから、七実に電話を入れる。

「もしもし。七実」
「彼氏から…」
僕からの電話に出ながら、傍にいる智美に彼氏からの電話だと七実は教えているようだ。
「様子はどう?」
「楽しいよ。智美さんも楽しんでる」
「薬は飲ませた?」
「うん。バレないように飲ませたよ」
「智美に、彼氏を紹介したいって言うんだ」
「はい…」
スマホを耳から離して智美に確認しているようだ。
「智美さん、いいって。ぜひ紹介してって」
「これから行くよ」
僕は、電話を切って、七実の部屋に向かった。

彼氏として登場した男が僕で、智美は心底、驚いたようだった。
2人の馴初めを話す。
もちろん、七実が僕の性奴隷になっている事は、まだ秘密だ。

智美は酔いが回って、ほろ酔い気分のようだ。
さあ、作戦開始だ。
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