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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第5章 別離と再会
―この子がどうしても字を憶えたいと申しまして。
 ろくな束脩も支払えないのだと決まり悪げに言う両親に、芳華は微笑んで言った。
―お金なんか要りませんから、明日からすぐにでも来て下さいね。
 子どもは飛び跳ねて歓び、両親は眼を潤ませて幾度も芳華に頭を下げて帰っていった。以来、その子は誰よりも熱心に学んでいる。裕福な商人の子よりはよほど物覚えも早いし利発だ。
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