この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第5章 別離と再会
「文法明としてそなたと祝言を挙げた翌朝、私は婚姻の誓いとして、そなたに鳳簪を贈った」
「鳳簪といっても、あれは紛い物だと」
 法明自身がそう教えたのではなかったか。法明は芳華の言わんとしたことを見透かしたかのように、したり顔で頷いた。
「紛いものであるかどうかなぞ、この際、些細なことなのだ。大切なのは皇帝たる私がそなたに簪を贈ったという事実。あの簪を受け取った時、そなたは朕の妻、唯一の后となった」
/941ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ