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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第5章 別離と再会
 おずおずと顔を上げたその先には、濃い紫に染め上がった双眸が射るように彼女を見つめていた。氷の欠片を含むようなまなざしと声に、言いようのない恐怖が背筋を這い上る。
 到底眼を合わせていられず、芳華は慌てて視線を背けた。皇帝が近づいてくる。男性にしては細くしなやかな指先で顎を摘まれ、クイと仰のけられた。
「そなたも存じておろう? 今の皇帝は望みを叶えるためには、時に手段を選ばず冷酷にふるまうと」
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