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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第5章 別離と再会
 彼は妖しい微笑を湛えたまま、踵を返した。扉が開いて、皇帝が出てゆく。今宵もまた、この寝所で彼に抱かれることはなかった。その事実に自分が安堵しているのか落胆しているのか判らないまま、芳華は愕然として再び閉まった扉を凝視した。
 この扉の向こうに彼(法明)がいる。今すぐに扉を開けて追いかけていったら、彼はどんな顔をするだろう。きっと今までのように優しい笑顔で、温かな腕で抱きしめてくれるに違いない。
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