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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第6章 真実を知る瞬間
 それなのに、自分はそんなあれらもない格好をさせられた上に法明を受け容れて甘い喘ぎを上げて何度も達したのだ。いやだと訴えながら、陵辱されて数え切れないほどの絶頂を迎えた芳華をあの男はどんな気持ちで見ていたのか。所詮、いやと言うのは口だけだと淫らに身体をくねらせる芳華を蔑んだかもしれない。
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