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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第2章 家出
 家出

 芳華(ほうか)はむうと頬を思いきり膨らませていた。郁芳華は十六歳、この操(そう)国の宰相郁文昭(ぶんしよう)の一人娘である。物心つくかつかない砌から、〝将来は皇室に嫁いで皇后さまになるのだよ〟と両親からくどいほど言い聞かされて育ってきた。必然的に周囲の者たちも〝姫さまはゆくゆくはこの国の皇后さま〟だと腫れ物に触るように気を遣われ大切にかしずくことになる。
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