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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第13章 後宮艶夜*スキャンダル 嫉妬~心に巣喰う魔物~
ある朝、あまりに乱れて痴態の限りを尽くした我が身を思い、いっそのこと死んでしまおうかと涙したこともあった。身体をあちこちを責め立てられ反応を返せば返したで皇帝を歓ばせ、余計に苛まれる。反応を示さなければ、まるで挑むように身体を貪られ陵辱に近い扱いを受けた。
夜が近づく度にまた酷い抱かれ方をされるのかと怯え、閨では恥ずかしい姿態を要求されて拒めば皇帝の機嫌が悪くなり、陽が高くなるまで執拗に抱かれ続けねばならなかった。
夜が近づく度にまた酷い抱かれ方をされるのかと怯え、閨では恥ずかしい姿態を要求されて拒めば皇帝の機嫌が悪くなり、陽が高くなるまで執拗に抱かれ続けねばならなかった。