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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第13章 後宮艶夜*スキャンダル 嫉妬~心に巣喰う魔物~
 紫蘭の命で宮女の一人が茶菓を運んできた。ほかほかと湯気の立つ山羊の乳と皿に載った焼き菓子が卓に並ぶ。
 幼い皇子は黒い瞳を輝かせた。
「うわあ、美味しそうだ」
「召し上がれ」
 紫蘭が声をかけるまで、それでも行儀良くきちんと両手を揃えて膝に置いている。我慢しているのだ。その様子も可愛らしく、紫蘭は思わず鵬雄の頭を撫でた。その点は流石に皇帝の第一皇子として厳しく躾けられているのだろう。
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