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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第3章 偶然という運命の悪戯
 やっと彼を取り囲む女客がいなくなり、芳華は意を決して男に近づいた。
「あの」
 男がふと声にいざなわれるように面を上げた。そろそろ傾き始めた黄昏時の陽光が横から彼の端正な顔を照らし出している。間近で見たその顔は予想以上に綺麗で。
 芳華の心臓は一挙に煩くなった。
―なんて綺麗な男なの、それに、この瞳。
 黄金色(きんいろ)の光に浮かび上がった男の瞳は紫色に染まっていた。
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