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禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第2部
第5章    

「本当に……?」

(私とセックス、したいの……?)

「当り前だろう。俺は365日ずっと、お前を抱きたいくらい――」

 真剣な表情で気持ちを言葉にしてくる兄を前に、伏せていた両膝を立てた妹は続ける。

「ヴィヴィの、ここ……。入りたい……?」

 控えめにM字に立てた、細長い脚の付け根。

 とろりと誘惑の蜜を零すそこに、肌を焦がしそうなほど熱い視線を感じていた。

「……――っ」

 根元のリボンの上から昂ぶりを支え、その先っぽを綻んだ蕾へと何度も押し当てれば、

 その度に、空虚な膣内が訴えてくる枯渇の疼き。


 頂戴。

 早く、お兄ちゃんの、ちょうだい――?


 躰が発する欲望の声に煽られ、ゆっくりと膝立ちになったヴィヴィ。

 ちゅぷちゅぷと卑猥な音を立て、亀頭の先に蜜をまぶすと、

 慎重に兄のものを呑み込んで行った。

 一気に受け入れるには、匠海の亀頭は大きくて。

 息を何度も吐き出さないと、匠海の竿は太くて。

 何とか根元まで迎え入れようとしても、こつんと最奥を穿たれれば躊躇し、

 やはり匠海のは長過ぎて、全部は無理だった。

「……入……ちゃっ……た……」

 冗談ぽく呟く妹を、兄は至近距離で心配そうに見つめていて。

「……ヴィク、トリア……」

「ふふ。ゴム着けないほうが、なんか凄いね……」

「……――っ」

 何の遮りも無い兄が、自分の中に居る。

 そう思うと、バスタオルに包まれた胸の奥が、じくじくと疼き始めて。

 思わずきゅうんと、膣内の硬いものを喰い絞めてしまった。

「ね……ほら……」

 何故そんな事をしようと思ったのだろう。

 片膝を立てたヴィヴィは、少し腰を浮かせ、

 薄紅色の膣口をめい一杯引き伸ばし突き立てられた、紅潮した陰茎を見せ付ける

「お兄ちゃんの、太いので、お腹いっぱい……」

 大きな瞳をうっそりと細め、バスタオルの上から兄を収めた腹部を撫でさすれば、

 根本を縛られた太いそれも呼応し、びくびくと脈打っていた。

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