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禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第2部
第7章
「う、動けなく、なっちゃう……」
(クリ、弄られちゃったら、訳分かんなくなっちゃうもん……っ)
「俺が動いてやる」
「だめ……っ」
巧みに主導権を奪おうとしてくる兄に、金の頭がふるふると否定の意思を表わす。
「でも、こんなにキラキラ輝いて。「触れて」って言ってる」
一応、妹の意思を尊重する気はあるのか。
肉芽ではなく、その上の金の恥毛を からかう様に摘ままれ、
「言ってなっ あ、やぁあん~~っ」
微かな刺激にも、中の兄を頬張って、切な気な声を上げる妹。
「ねえ、触るよ?」
そんな可愛く尋ねられても、
「ダメっ」
「ふむ。どうしたら触らせてくれる?」
ふよふよと、柔らかな恥丘を指で揉んでくる匠海。
そうされると、肉壺よりも奥深くが、ぐしゅりと熟れているのを、嫌でも思い知らされて。
「…………もっと」
「うん?」
「もっと……硬く、して……?」
ついに、漏れてしまった弱々しい懇願。
「ヴィクトリアのここ、壊れちゃうよ」
ふっと笑んだ兄を見下ろしながら「もう、そうされちゃった方が楽かも」と思ってしまった、浅はかな妹。
「もっと、長く、して……?」
「挿りきってないけれど?」
己の長さを判らせる様に、膣口から竿の根本を、指で撫でて囁いてくる。
この時になってようやく、匠海は掴み上げていたヴィヴィの両手を、解いてくれたが。
その細い両手が向かったのは、
ピンク色のニットから覗く、男らしく張り出した咽喉仏。
「もっと、太く、して?」
指先に触れる、ゴリゴリした硬くて太いもの。
自分の中にいる兄の分身にも、そうなって欲しくて。
「ふ……、いいよ。でも、これ以上 太くなる → 出ちゃう けれど?」
からかう様に苦笑した匠海に、
「~~~っっ 出してぇっ」
ヴィヴィは泣き声で懇願していた。