この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断の果実 ―Forbidden fruits― 第2部
第8章    

 兄の顔のすぐ目の前で、自分のあられもない場所を視姦されながら、指で解されている。

 それだけでも いっぱいいっぱいなのに。

 同時に 四肢の自由さえ奪ってしまう、小さな尖りに ちゅうと吸い付かれれば、

 快楽に貪欲な躰は、早々に高みを目指し始める。

「あっ あ、舐めれ、な……っ ひ、ひゃぅううっ!?」

 こうなると成す術無く。

 それでも両手に包み込んだ昂ぶりだけは離すまいと、必死に縋っていた。

 頬に当たる硬さと熱さ。

 そして、妹が達すると、収めた指で察したらしい兄は、

 じゅじゅっと音を立てながら、強くクリ吸いつつ、

 2本の指も、やや強引に根元まで埋めてきて。

(そ、それ、もっ 反則……っ)

 2つの指先が、ふにっと最奥を霞めた途端、

「イ……っ ぁ、あッ ~~~っ!!」

 膣口からぎゅううと絞り始めた膣内は、その行き止まりである最奥で恍惚の疼きに変換され。

 白い破裂を、胎内でも脳内でも見たヴィヴィは、

 細い背をしならせ、兄の躰の上で果てた。

「……ぁ……、ぁう……っ ふ……」

 全身が弛緩して。

 立てていた筈の両膝も、いつの間にか折り畳まれ、ぺたりと兄の胸に臥せっていた。

 未だ快楽の余韻に浸るヴィヴィの膣内は、抜かれる事無く存在する匠海の指を、美味そうに頬張っていて。

 匠海もそれを解かっていて、時折くちゅくちゅと音を立て、余韻を長引かせようとしてくる。

「も……っ だ、……め、ゆびぃ……っ」

「ん~? 気持ち良さそうにイけたな? ほら、もっと感じてごらん、ヴィクトリア」

 しばらくそうして、蜜にでべとべとになった膣口周りを舐め取っていた匠海は、

 ようやく満足したのか、ゆっくりと2本の指を抜き取ってくれて。

 それに、ほっと弛緩したのも束の間。

 ひくんひくんと名残惜し気に ひく付く膣内に、

 替わりに差し込まれたのは、熱くぬめった舌だった。

/1163ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ