この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
指切り〜蝶々
第3章 疑心
百合はそれから弥七との一件を忘れようとするかの様に稽古に打ち込んだ。
今日もまたいつもの様に三味線を手に、音を合わせると僅に音が違うようだったーー
いつも三味線等は欠かさず手入れ等をしている筈だ…
怪訝に思いながら弦に触れた瞬間、痛みがあった。
「っ…」

ぽたぽたと紅い血が滴り、それを見ていた同じ禿である、小里が顔を覗き込む様にして、百合に話し掛けた。

「怪我なんて未熟な証拠だわ。」

歳は百合の1つ下になるが、何かにつけて百合に敵対心を抱いている小里は百合にとって苦手な相手だ…

/25ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ