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淫と乱
第5章 ドロドロ
 
 今まで生きていた中で、ここまでモッコリがハッスルしてるのは見た事が無い。

 ヘタすれば、小さい缶より太いかもしれん。

「理事長ぉ…重病じゃないですかぁ?」

 霧島くんがモッコリを挟むように両手でコスコス擦り始めた。

「ふぉぉっ……」

 モッコリを包み込みながら、擦りあげてくる霧島くんの手。

 両手が動く度に、腕に挟まれた乳がプルンプルンと弾んどる。

 スマン、母さん。

 やはり、ピチピチした若いオナゴには勝てん。

 ましてや、霧島くんのようなエロい体をしたオナゴだと、ワシの理性なぞアッサリ撃沈してしまう。

 やはり、モッコリも若いオナゴの方がいいみたいだ。

 体中の血液が集まってる錯覚を覚え、何だか貧血になりそう。

 スーツの上からでも、今までにないハッスルさをアピールしとる。

 神様サービスし過ぎじゃ。

 ワシの歳も考えてくれ。

 霧島くんの柔らかい両手の掌の感覚に、ワシの顔は顰めっ面になっていた。

 まだだ。

 童貞小僧じゃあるまいし、スーツの中で暴発だけは阻止せねばならん。

 ましてや、あの霧島くんが相手ならば尚更。

「こ、これは…もう…霧島くん………」

 異様に感じ易くなっとるモッコリからの刺激に耐えながら、ワシは頑張って口を開いた。

「やはり、これを鎮めるには霧島くんの協力が必要だと書いてあっ………」

「あらあらぁ。それなら協力しないとぉ………」

 騙されるにしても、話は最後まで聞かんとダメだとワシは思うんだが。
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