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淫と乱
第2章 ヌメヌメ
 
【真希 View】


「はぁ……今日は何だか疲れたぁ………」

 夕暮れの中を歩きながら思わず呟く。

 いつもより疲労感がハンパない放課後。

 学校を出る前にスカートをチェックするのも忘れなかった。

「しかし、美奈ちゃんも…何であんな煩いんだろ………」

 原因が真希にあるとは思わない。

 思いたくない。

 それでも、何かある度に小言を言われ、今日は回数も多かっただけに一際疲労感は大きかった。

「こういう日は、さっさと帰るに限るよねっ」

 独り言を続け、短いスカートの裾を気にしながらも足早に進む。

 途中で何人かの生徒を追い抜く。

「あ、あれ…霧島さんだよな」

「あぁ。あの爆乳母娘の娘の方な」

「ホント…ちっせぇ体なのに、何だ、あのデカパイ」

「何か、今朝はパンツ見せて歩いてたらしいぜ?」

「マジかよっ!? 俺も見たかったなぁ」

 美奈ちゃんの言ってる事は正しかった。

 歩くだけでユサユサ揺れるおっぱい。

 嫌いじゃないけど、肩が凝るだけの脂肪の塊。

 控え目な胸の女子や男子からは牛乳【ウシチチ】娘だとか、メロンおっぱいだとか噂されているのは知っていた。

 血の繋がらないお母さんとセットで噂になっているのまでは知らなかった。

 とにかく、注目されている事は理解出来た。

 男子たちの好奇な視線が突き刺さってくる。

 今朝の事を囁き合う彼らの声から逃げるように、脚を更に早く動かした。
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