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淫と乱
第6章 ネバネバ
「んっ…んっ……んんっ……んはぁっ……
だ…ダメ…言ってる…のにぃ………」
センパイの指が執拗にワレメを擦る。
襞が指に絡み付いて、クチョクチョとイヤらしい音が流れる。
「ほら、もう真希ちゃん…こんなだよ」
「んはぁっ…はあっ………」
熱い吐息を洩らす真希の視界に、センパイの掌が映る。
指を開いたり閉じたりと繰り返せば、指の間に伝う糸。
「真希ちゃん……ホントはビッチでしょ?」
突然、耳元で冷ややかに囁かれ、肩がビクッと跳ねる。
「ち、違い…ますぅ………」
簡単にアソコが濡れた恥ずかしさが、真希に弱々しく言葉を吐き出させる。
「そんな嘘言わなくていいよ?
あの真希ちゃんが、ヤリマンのビッチ女だって黙っててやるからさぁ」
「だ、だから………」
謂れの無い言葉。
誰とでも、直ぐにえっちなんてしない。
それなのに、センパイに言われた言葉に顔もカラダも熱くなってくる。
「それに、もう抵抗してないし……。
真希ちゃんもヤる気満々でしょ?」
「そ、そんな事………」
センパイの言葉を否定したかった。
しかし、目に映る光景に言葉を飲み込むしかなかった。
さっきまでは、センパイを押し退けようとしていた筈。
両手はセンパイの体を押していた筈。
なのに、目に映る光景は、真希の両手はフェンスの網目を掴んでいた。
自ら、アソコを弄られる事を許したかのような無意識の行動。
「じゃ、ご希望にお応えして………」
「ちょ、せ、センパイ…あっ………」
何も言えなかった真希。
前で屈んだセンパイを止める言葉を吐き出せなかった。