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第7章 グイグイ

　
「…仕方ないブルねぇ」

　バレているからなのか、脳内では無く普通に甲高い声を吐き出すつくちゃん。

　スルッと真希の手から抜け出すと、真希の目の前でフヨフヨと浮いていた。

「は、早く、つくちゃ……んんっ！」

　相変わらず、カラダはゆっくりと下りていた。

　イヤらしいおツユに塗れている内股を、ミミズみたいな物体が体を擦り付けてくる。

　ヌルヌルした感覚に鳥肌が立つ。

「独り言にしては、余りにも違和感あったんで適当に言ったけど……。
　まさか、本当だったとはね」

「…どうだ？　びっくりしたブルっ？」

「だ、だからつくちゃぁんっ！　んあぁっ……」

　そんなノンビリ会話してる場合じゃないと突っ込みたかったが、アソコからの刺激に声が続かない。

　ワレメを割り広げられて、ミミズの先端が膣口に宛がわれた。

　尚も降下していくカラダ。

　更に体を立たせるミミズ擬き。

　その丸みを帯びた先端が、真希のナカへと挿入【ﾊｲ】ってくるのも時間の問題だった。

「んはぁっ……つくちゃん……早く助け………」

　グチョグチョに濡れてるアソコに、ミミズ擬きのプヨプヨした感覚を覚えて強張る。

「…だから凄いんだブルよ？
　……って、真希っち忘れてたブルっ」

　まだ話していたつくちゃんに殺意を覚える。

　しかし、アソコに先端を擦り付けているミミズ擬きの恐怖がそれを上回った。

「早く、真希を……んんっ……」

　ミミズ擬きの先端が、膣口に僅かながらに挿入ってきた。

「…取り敢えず、下ろせば良いブルね。簡単だブルっ」

　つくちゃんの言葉に、漸く現状を打破出来ると思った時だった。

「んあっ!!　あ…あ…あがあぁぁぁっ!!」

　ズンッと衝撃がカラダを突き抜けた。