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淫と乱
第7章 グイグイ
 
 ガバッと広げられた脚の間に視線を落とせば、床の上でウネウネと蠢いている赤黒い物体が飛び込んできた。

 忘れもしない、公園で見たミミズの様な生き物。

 目も無い、ヌメヌメとした光沢を見せる物体が、脚を開かれた股間の下で蠢いていた。

「い…イヤ………」

 即座に頭を振る。

 この後の展開なんて簡単に想像出来た。

 M字開脚の儘、ゆっくりと下りていく真希のカラダ。

 アソコが向かって行く先には、ミミズの様な生き物の丸みを帯びた先端。

 細い缶程の太さがあるソレが、ワレメを待ち望んでいるかの様にその体を立たせている。

「こんなの…真希のナカ……」

 アレが膣口を抉じ開けてくると思うと顔が強張る。

 少しでもカラダの向きを変えようと思っても、カラダが言う事を聞いてくれない。

 焦っている間も、視界の中でゆっくりとミミズみたいな生き物が大きく写ってくる。

「ほ、ホント……お願い…だから………」

 アソコを無理矢理抉じ開けられるイメージしか頭に浮かばない。

 懇願する言葉を吐き出しても、カラダは下がっていくだけだった。

「ククッ……なんなら、そこの付喪神とやらに助けて貰ったらどうですか」

 イケメン先生が何でつくちゃんの存在を知っているのか分からない。

 しかし、そんな事を気にしている場合じゃなかった。

 その言葉に背中を押されて、つくちゃんに助けを求めた。

「つ、つくちゃぁんっ。ちょっとこれぇっ」

 ウネウネとした物体の先端は、既にワレメと触れるかどうかの瀬戸際まで近付いていた。
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