この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫と乱
第10章 砂浜
 
 先を歩く赤井先生の姿を視界に入れないように歩く。


…全く……普通、あんな海パン履いてくるぅ?………


 いくらかは、赤井先生の水着姿には慣れた。

 それでも、やはり、プリプリとしたお尻を見る事は出来ない。

 砂の熱さに眉を顰めながら、赤井先生の気配だけを察して、俯き気味に着いていく。

「あれ? 場所…間違えましたかね、ガハハッ」

「えっ?」

 立ち止まった赤井先生の言葉に、脚を止めて顔を上げる。

 視界の先には荷物の山とパラソルがあるだけで、人の姿は無かった。

「でも、あの荷物はあたしのですよ」

 ビーチチェアの脇に置いてあるのは、明らかにあたしのバッグ。

 見慣れた恭子姉の荷物もあった。

 場所は間違えていない。

「…じゃあ、あの二人は……。
 荷物、放置して何処に行ったんでしょうねぇ」

 赤井先生は自分の荷物を確認すると顔を顰めた。

 辺りを見回しても、子ども二人の姿は見えない。

「取り敢えず……無くなっている物が無ければ………。
 あの二人も、そんな子どもじゃないから戻ってきますよ」

 無くなっている物は無かった。

「ですかねぇ、ガハハッ」


…雰囲気良かったから、きっと二人で遊んでるでしょ………


 赤井先生がシートに横になるのを見て、あたしもビーチチェアに寝転がった。
/338ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ