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淫と乱
第11章 岩陰
「…んぁ……み…美奈…ちゃぁん………」
両手を動かしながらうっすらと目を開けてみると、斜め向かいの岩の間から美奈ちゃんの顔。
それでも、真希と視線が合う事は無かった。
岩の間から覗く美奈ちゃんの顔はギュッと瞳を閉じて、恍惚に歪んでいた。
「んあっ…あっ……あぁっ!」
おまけに、真希に聞かせるかのように、半開きの口から洩れる嬌声。
「あぁっ…み…美奈…ちゃぁんっ」
真希よりも気持ち良さそうな声に、負けじとばかりに真希の両手が更に激しく動く。
「んうっ……うぅんっ! い…イっ…くぅっ!」
おっぱいをギュッと握り締め、中指の腹で一段と感じる膣壁を擦った時、快感に堪えていたものが弾けた。
両脚は爪先立ちになり、カラダは腰を突き出した儘でビクッビクッと震えた。
…美奈ちゃんに………真希のオナニー……見られた……
快感に飲み込まれて混濁する脳で美奈ちゃんの存在を思い出すと、絶頂に達して鎮まる筈の興奮は治まる事が無かった。
「んぁ……真希の…スケベな姿…見られて……んぅぅっ……」
ナカに挿した儘の中指を動かせば、直ぐに快感の波が押し寄せてくる。
再び絶頂を求めようと、おっぱいを掴む左手も動き出した時だった。
「んはぁっ…はぁっ………えぇっ!?」