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淫と乱
第12章 海の家
ダメだと思っているのに、迫り来る興奮に抗えない。
男の指がワレメを滑る度に、お尻が勝手にビクッビクッと揺れて反応する。
隣の男の股間から手を離すのが名残惜しい。
水着の中で固くなっているモノの感触が掌から無くなるのがイヤだと本能が告げる。
「ほらぁ。お姉さんさぁ………」
「んんぅっ……ふぅ…んんぅ………」
それでも、隣の男の言葉にカラダが反応する。
まるで催眠術にでも掛かったように、男の股間から左腕が離れた。
…こんなトコで…私………
……でも……もぉ………
淫らな本能が理性を押し込める。
両腕が男の言葉通りに動く。
「んあぁっ……こ…これで………」
両腕がビキニのトップスをカラダから剥ぎ取り、ボトムの腰の脇で結んでいた紐を解いた。
完全に剥き出しになった上半身。
男にワレメをなぞられている下半身も、イヤらしいおツユで股布がワレメに張り付いているだけ。
既にお尻は丸出しになっている。
後は隣の男次第で、人の多い海の家で丸裸にされるだけだった。
更に鼓動が速くなる。
恥ずかしさがハンパない。
しかし、それ以上に、こんな場所で裸を晒す事に興奮していた。
「うわぁ。やっぱ、エロいわぁ………」
向かいの男の声がやけに耳に届く。
いやでも、イヤらしい姿になっている事を実感させられる。
「んふぅっ…ふぅっ………」
熱い吐息も、アソコから溢れ出すおツユも抑えられない。
強い子宮の疼きに堪えられない。
早く鎮めて欲しい気持ちが強くなるばかりだった。
「んじゃ、お姉さんさぁ………」
肉欲を抑えきれない私は、男の言うが儘だった。