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淫と乱
第2章 ヌメヌメ
それにしても、この状況はヤバい。
「んあっ……あっ……」
「イヤっ! ダメっ!! ングウッ………」
「あぁっ……初めてなのに…んぁあぁっ!」
「触手のヌメヌメ…締め付けも凄いんだねぇ」
どんどん増えてる喘ぎ声。
体を宙に浮かされ、おっぱいを絞られてる眼鏡っ娘の危機感の無さはどうだと思うけど。
腕に感じる部長のおっぱいの柔らかさがハンパない。
一段としがみついて、さっきから押し黙っている。
眼鏡っ娘たちの様子も気になるけど、微かに体を震わせている部長も気になる。
「ぶ…部長?」
脇目でチラッと様子を窺う。
「……………」
返事がない。
アタシの腕にしがみつきながら、触手の餌食になっている他の部員たちを見詰めているだけ。
そればかりか、何故か顔を上気させ目を潤ませていた。
…まさか…部長………
…いやいや……あの部長が……
…あんなグロいヤツ…なのに………
……でも…部長も眼鏡っ娘の話に……乗ってたよね………
辺りのグチョグチョというイヤらしい音と、部員たちの艶めかしい声が一段と多くなっていた。
「んはぁ…はぁ……はぁ………」
上気している部長のプルンとした唇が開けば、何やら熱い吐息。
「ぶ、部長?」
「んあぁ……みんな…凄ぉい………
私……見てるだけで………」
まさかだった。
ちょっと視線を下ろせば、ブルマから伸びた太腿を擦り合わせてモジモジしている。
部長が小刻みに震えていたのは恐怖からじゃなくて、興奮を抑えていたからみたいだった。