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淫と乱
第13章 パラソルの下
「えっ!? ちょっと……あたし………」
一気に頭の中の白い靄が晴れた。
汗やローションで塗れたあたしのカラダ。
背後から、おっぱいを揉まれ、アソコをグチュグチュと掻き回されている。
開いていた太腿も、赤井先生の手を挟み込みながら簡単に閉じれる。
カラダの火照りと子宮の疼きがスーッと引いていく。
依然として、赤井先生の手に因って、快感がカラダの中に広がっていく。
それでも、あたしの頭は理性を強めていた。
「ちょ……あた…あたしっ」
「えっ!? 三瀬先生っ!?」
あたしのカラダがいきなり離れて、驚いた様子の赤井先生。
でも、振り返ってる場合じゃない。
沢山の人垣。
それでも、あたしは構わずに人垣に突っ込んだ。
「ちょっ……俺の相手してくれんのかと………」
「これからじゃないのかよっ」
「うわぁ……デカパイブルンブルンしてるぜっ」
「ケツなんかプリプリじゃん」
「どっか行かないで愉しもうよっ」
色んな声が降り懸かる。
おっぱいも水着を食い込ませたお尻も隠す余裕も無く、人垣を掻き分ける。
「ちょっ…あんっ……どいてよっ」
おっぱいもお尻も誰かに鷲掴みにされる。
思わず喘ぎ声が洩れるけど、快感に飲まれる事は無かった。
元々、身体能力は悪くない。
無我夢中でおっぱいやお尻、アソコを触られながらも手脚を動かして人垣を突き抜けた。
振り返るなんて事はしない。
沢山の声が掛かるけど、あたしの脚が止まる事は無かった。
上半身が裸で、おっぱいがブルンブルン揺れて付け根が痛くなってくる。
それでも、あたしは男たちから逃げ続けた。
「………あれ? 私…何してんだ…ガハハッ」
赤井先生の呟きなんて、当然聞こえてる訳も無かった。