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淫と乱
第2章 ヌメヌメ
「んあっ! イヤぁぁ……」
「あっ…あっ……あぁあんっ………」
「もっと……もっと…おマンコぉっ!」
「イきそう……なのにぃぃぃっ!」
次々とあがる部員たちの甘いねだり声。
宙に浮されていた部員は床に落ち、床で犯されていた部員の突き上げたお尻はクネクネと動いている。
そんな彼女たちのカラダに巻き付き、アソコを掻き回していた無数の触手。
何処か急いでいるとでも受け取れそうな程に一カ所に集まると、次の瞬間には姿を消していた。
…何…だったの……?
瞬きもしない内に消えた触手。
今まで見ていた光景が幻だったのではと思わされる。
「んはぁ…はぁ……もっとぉっ………」
「やっぱりぃ…触手……さいこぉ………」
私の近くで熱い吐息混じりにねだり続ける部長と、眼鏡を掛けた部員の蕩けた表情に嘘ではなかったと思い知らされる。
当たりを見回せば、脚の間からイヤらしいおツユを垂らしながら横たわる部員たち。
全裸で恍惚な表情を見せながら、尚も快感を求めて喘いでいた。
…やっぱり……現実…だったのよね………
穿いているショーツから冷たさを覚える。
彼女たちを見ていて、いつの間にか興奮を覚えていた証拠。
…とにかく……彼女たちを……
…それから…他の先生たちに………
漸く脚が動き出せた。
裸で艶めかしい光沢を見せている彼女たちの元へ近寄りだした時だった。
「ガハハッ。どうやら私に恐れを為したみたいですねっ」
いきなり、目の前で赤いジャージが立ち塞がった。
ムキムキの体躯で仁王立ち。
「は、はぁ………」
「どうですか、霧島先生っ。私もなかなかでしょ? ガハハッ」
「え、えぇっ………」
得体の知れない物体に立ち向かった事だけは褒めてあげたい。
しかし、角刈りの頭を部員たちのおツユで濡らしている姿は褒められたものじゃなかった。
…とにかく……
…早く先生たちを集めて…会議しないと………
ムキムキ教師の脇を通り抜け、生徒たちに向かっていった。