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官能エッセイ集 ~官能の景色~
第13章 ソウルメイト
「見て、見て、ここのホクロ!」
私は彼女の指差すところを見ました。
「私と同じところにある!」
それは右脚の付け根の前部分、私の陰毛の生え際あたりでした。
そこにぽつんと、ひとつだけ5ミリくらいの大きさのホクロがあります。
彼女も、私に自分の同じ場所を示しました。
彼女にも同じ右脚の付け根に、はっきりと見えるホクロあったのです。
そのときの彼女の喜びようは大変なものでした。
彼女は私にまたがるとキスをしてきました。
「やっぱりSさんは私のソウルメイト……」
その後、彼女は私の腕枕で私に話し続けます。
「多分二人は前世では、双子の男女の兄妹で、愛し合ってしまったの……」
「だってあまりにも二人は似過ぎているもの……」
「でも兄妹だからひとつになれなくて、この世で別々に生まれて、一緒になれるようになったの」
「そのお互いを認識し合うための目印が、このホクロなんだわ」
「服を着ていたら分からない、お互い裸にならないと分からない」
「裸で抱き合える相手にしかわからない目印」
「奇跡だわ。でもこれは必然なこと。前世から決まっていたことなんだわ」
彼女は熱く語ります。
私は彼女の指差すところを見ました。
「私と同じところにある!」
それは右脚の付け根の前部分、私の陰毛の生え際あたりでした。
そこにぽつんと、ひとつだけ5ミリくらいの大きさのホクロがあります。
彼女も、私に自分の同じ場所を示しました。
彼女にも同じ右脚の付け根に、はっきりと見えるホクロあったのです。
そのときの彼女の喜びようは大変なものでした。
彼女は私にまたがるとキスをしてきました。
「やっぱりSさんは私のソウルメイト……」
その後、彼女は私の腕枕で私に話し続けます。
「多分二人は前世では、双子の男女の兄妹で、愛し合ってしまったの……」
「だってあまりにも二人は似過ぎているもの……」
「でも兄妹だからひとつになれなくて、この世で別々に生まれて、一緒になれるようになったの」
「そのお互いを認識し合うための目印が、このホクロなんだわ」
「服を着ていたら分からない、お互い裸にならないと分からない」
「裸で抱き合える相手にしかわからない目印」
「奇跡だわ。でもこれは必然なこと。前世から決まっていたことなんだわ」
彼女は熱く語ります。