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第13章 心の一線

タクヤが私を持つのに疲れたのか、雑な手付きで私をベッドに寝かせる。
絶頂の余韻とそれを美紀様の目の前で迎えた精神的苦痛で思考が鈍る....
気が付けばアキマサが私に覆い被さり、互いの下半身を接近させている。

「嫌....辞め....」

「辞めて」という言葉を飲み込む。美紀様の言うこの男達の相手という意味には当然のようにこの行為も含まれているのだろう....
つまりこれを断れば美紀様に捨てられてしまうのだ....

「抜け駆けかよー」

呆れたように笑うジュンが私の顔の横に座ると反対側にもタクヤが座り、無意識にアキマサの胸板を押し返していた私の手首をそれぞれ片方ずつ掴み頭上へ抑え込まれる...
それを意識した瞬間、アキマサの肉棒が私の中に侵入した。美紀様に乱暴にされていたとはいえ、せいぜい指二本しか入れられていない膣に鈍痛が走る。
肉棒を挿入されるのは人生でまだ二回目なのだから....

「ッんああ！！！」
「はぁ...はぁ...リオちゃんのおまんこ...気持ちいい....」

アキマサは身勝手な快楽に酔いしれている。どちらかと言えば私と性行為をしているのではなく、私を使って自慰をしているように....
それでも....敏感になった体は....そんな行為さえ快感に変換してしまう....