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宵闇
第7章 眩暈
……あれから。
部活がなくて一緒に帰れるときとか、先輩はいつも私を求めるようになった。
私はそれを拒めない。
もう、先輩に私の気持ちを疑われたくないから。
だから、求められるままに応じ続けた。
二度目も、やっぱりあまり濡れなかった私。
三度目からはローションを使うことを提案された。
抵抗がなかったわけではないけど、使わないでするとやっぱり痛くて……だから結局、使うようになっていた。
『慣れればだんだん気持ちよくなっから』と先輩から言われたけど、何度してもそんな感覚はわからないままだった。