この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
宵闇
第8章 三年後


大学3年を迎える春────。


三人で一緒にお昼をとっているとき、加奈が不意に尋ねてきた。


「ねえ。いったいいつになったら彼氏作んの?」

「……加奈って、時々すごくストレートだよね」


苦笑しながらの返事。

でも、人を傷つけるようなことは決して口にしない、そんな彼女が私は大好きだった。


「ん~。なんていうか、そういうのもう興味なくて」


彼氏という存在は私には必要ない──そう思ってから何年経つだろうか。


「ええー、もったいないなあ~。
琴音かわいいからもてるのに、告られてもすぐ断っちゃうしさー」

「だってひとりの方が楽なんだもん」

「でもあの先輩と別れてもうずいぶん経つよ~?」


……その言葉に、少し胸がざわめいた。



/509ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ