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黒椿人形館
第2章 芳香
真菜の目には、しのめがますます全身をよじらせ、涙や唾液、鼻水を垂れ流しながらも恍惚とした瞳で頬を紅潮させていく様子が浮かぶ。
――だめっ……!
――しのちゃんをそんな風にするのやめて……!
――でも……
――もっと……
――ううん、違う! ごめん、違うの!
――だからやっぱりお願いやめて……!
――あんっ……それでも……
真菜のつま先立ちの脚ががくがくと震え出し、止まらなくなっている。位置もさっきほど高く保てていない。むしろ、クリトリスを強く押し付けるためにわざとつま先立ちを緩めているかのようになっていた。
真菜はニットの肩から感じる匂いを、首がつりそうになるのも構わず、過呼吸になってしまうかと思うほど吸い込んだ。小刻みにぴくぴく繰り返される腰の痙攣が止まらない。
――だめっ……!
――そんなのじゃ……!
――足りないっ……!
――もっと……
――もっともっともっともっともっともっともっと!!
――しのちゃんを叩いてっ!!
その時、ひときわ大きな鞭の音が聞こえた。
「ひぐうっ……!! イキますっ!! しのめ、イキますぅっ!!……あああぁぁぁぃぃぃいイクイクイクイクイク!!」
「イ……クっ……!! イっ……イク、イっちゃうっ……!!」
真菜は、しのめの絶叫と同時に声を上げ、全身を激しく痙攣させ、甘美な電撃に腹の芯と脳の芯を翻弄されたまま意識を真っ白にしてその場に倒れた。
――だめっ……!
――しのちゃんをそんな風にするのやめて……!
――でも……
――もっと……
――ううん、違う! ごめん、違うの!
――だからやっぱりお願いやめて……!
――あんっ……それでも……
真菜のつま先立ちの脚ががくがくと震え出し、止まらなくなっている。位置もさっきほど高く保てていない。むしろ、クリトリスを強く押し付けるためにわざとつま先立ちを緩めているかのようになっていた。
真菜はニットの肩から感じる匂いを、首がつりそうになるのも構わず、過呼吸になってしまうかと思うほど吸い込んだ。小刻みにぴくぴく繰り返される腰の痙攣が止まらない。
――だめっ……!
――そんなのじゃ……!
――足りないっ……!
――もっと……
――もっともっともっともっともっともっともっと!!
――しのちゃんを叩いてっ!!
その時、ひときわ大きな鞭の音が聞こえた。
「ひぐうっ……!! イキますっ!! しのめ、イキますぅっ!!……あああぁぁぁぃぃぃいイクイクイクイクイク!!」
「イ……クっ……!! イっ……イク、イっちゃうっ……!!」
真菜は、しのめの絶叫と同時に声を上げ、全身を激しく痙攣させ、甘美な電撃に腹の芯と脳の芯を翻弄されたまま意識を真っ白にしてその場に倒れた。