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黒椿人形館
第5章 人形
 男は、真菜の全身を鞭で何度も打ち始めた。
 徐々に、打つタイミングが短くなっていく。
 尻、太もも、ふくらはぎ、腰、背中、腹、乳房――
 真菜の身体に、紅い線の痕が次々刻み込まれていく。
 真菜の目の前に、男の顔が現れた。
 男は真菜の髪をわしづかみにして上を向かせた。
 真菜のくわえるボールギャグの隙間から、唾液がポタッ、ポタッ、と光を反射させて糸を引きながら垂れ落ちる。
 真菜は焦点が定まらない目を男の顔の方に向けた。
 ――ああ……
 ――もうこのままで……
 ――いいんじゃないのかな……
 ――誰かに頼ることしか、できないあたし……
 男は真菜の髪をつかんで彼女の顔を見たまま、鞭で横尻を叩いた。突起が肉芽をめくり肉壷の入口を貪る。
 「ふぁがっっっ……!!」
 ボールギャグの間から唾液がピュルッと飛び散り男の顔にかかったが、男は微動だにせず真菜を見ている。
 ――『人形』のように……
 ――全部ゆだねて……
 ――『人形』に……
 男は再び真菜の横尻を鞭打った。


 ――あ。


 その瞬間、真菜は頬を紅潮させながら全身を激しく痙攣させ、腰をビクッ! ビクッ!と大きく跳ねさせた。脚はぴん、と下に真っ直ぐ伸びて小刻みに震えている。
 「……あ……んっ……ぷは……はぁぁ……ん……っ……」
 真菜は、下腹部の奥底からあふれ出るメスの欲情の破裂を、唾液とともに声に変えてボールギャグから飛び散らせた。
 三角木馬の両横には、真菜が垂れ流した膣液と小便とが混じった液が大量に伝って流れ、そのしずくは絨毯の上にいつまでもポタッ、ポタッと落ち続けていた。
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