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朋子
第3章 赤い被虐
 朋子をベッドへ運ぶ。そっと横たえ、腕枕しながら抱き締める。躰は冷え始めているが、臀部は熱をおび桜色に染まっている。うつ伏せに体位を変え、臀部に舌を這わす。………そっと、そっと。慈しむように。

 朋子がそっと目を空ける。「私をどうしたいの?」。「君の乱れる姿が見たい。羞恥に染まりながらも、貪欲に快感を欲しがる姿が見たいんだ」。「もうなっているわ。あなたが好き、離れられない。あなたの色に染めて」。朋子は微笑みながら、腕を伸ばした。朋子の両手をボンテージテープを使って前面で拘束し、うつ伏せでベッドに横たえる。背中から臀部へとオイルローションを垂らし、全身に塗り拡げていく。「もっと感じてごらん」。私はバッグから赤い低温蝋燭(ろうそく)を取り出した。

 部屋の中に蝋燭が燃える匂いが拡がり、揺れる炎がさまざまな影を産み出す。私は蝋燭が溶けて溜まるまで朋子の横に腰掛け、オイルの滑りを楽しみながら躰中を愛撫する。朋子は炎をじっと見つめ「熱いの?」と聞いてくる。「熱いよ。でも、朋子なら耐えられる。どこに垂らしても、子宮に熱が溜まっていくからね」。朋子は頷き、「ゴクリッ」と固唾を飲んだ。

 私は蝋燭が溜まったのを確認すると、ベッドに登り朋子の横に立った。蝋燭を持った手を掲げ、なるべく高い位置から………一滴、蝋を朋子の臀部に垂らした。
 「アツッ………」。高い位置から垂らした蝋は、肌に付く瞬間は熱いものの、瞬時に固まる。私は朋子の様子を見ながら、さらに蝋を垂らす範囲を拡げていく。両臀部が赤く固まり、腰から背中、肩に着く頃には朋子の悲鳴は瞬間的なものから、尾を引くような喘ぎに変わった。
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