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朋子
第2章 調教開始
 部屋に着くと、私は鍵を閉めて朋子を抱き寄せた。口付けし、舌を差し入れる。お互いの舌を絡ませ、唾液を交換する。口を離すと小さな吊り橋ができた。
 私は鞄から粘着のないボンテージテープを取りだし、彼女の目を覆う。視覚を閉ざし、部屋の中央に立たせた。部屋には彼女の荒い息づかいと羽音に似たローターの振動音だけが流れる。
 私は彼女の背後に回り、ブラウスのボタンに手を掛ける。一つ外すたびに彼女の素肌が現れる。一つ目のボタンを外し、鎖骨とデコルテに舌を這わし、二つ目ではブラのホックを外しながら、背中にキスの雨を降らせる。彼女はそのたびに頤(おとがい)を反らせ、溜め息混じりの声をこぼす。スカートをヒップから抜き取り、あらわになった乳首に舌を当てる。乳輪を丸くなぞり、すでに弾力を高めた乳首を甘噛みする。
 彼女は手探りで私を抱き締めようとするが、その手を止め、上半身裸で立たせる。「足を開いて」。肩幅に開いた彼女の股間に顔を埋め、舌先で溢れる愛液を味わう。
 「ウッ」。突然の刺激に腰を引く彼女の尻を掴み、クリトリスを吸い上げる。
 「ねえ、いいの。ねえ」。私はそっと彼女から離れた。「アッ」。名残惜しそうな彼女の手を引き、浣腸器とグリセリンを持ってバスルームに誘った。
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