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キスの花束を
第4章 拒絶と決意
空いた手でストッキングを破り、下着の間から直接私に触った。
「なんだ。濡れてるじゃん。
乱暴にされても感じるんだ?
経験のない童貞でも、乱暴にされても
両方感じるんだ?
何でもいいんだな・・・
紗江子さん、ホント、セックスが好きなだけか?」
心無いツカサの一言に涙が出た。
あの日、抱かれたのはツカサを可愛いと思ったから。
「好き」って気持ちとは違うかもしれない。
でも翌朝、ツカサを見ながら目が覚めて幸せだと感じたよ。
だけど。そんな11歳も違う高校生と付き合えないでしょ・・・
だから、お互いに深入りする前に何もなかった事にしたかっただけ。
不倫の時に引き戻せなくなる前に戻れなかった。
だから今度はその前に引き戻ろうと思った。
なんで、こんなに乱暴にされなきゃならないの?
私の涙を見てツカサの手がゆるんだ・・・
「紗江子さん、傷ついた?俺もだよ?俺もだよ? 紗江子さん。
紗江子さんのことは本当にずっと前から知ってたんだよ。
紗江子さんが上司と不倫してたのも兄貴に聞いて知ってた。
でも、好きになっちゃったんだ。
話を聞いてるうちに、写真を見ているうちに好きになっちゃったんだ。
だから兄貴に会わせてくれるように頼んだんだよ」
「ツカサ・・・」
「俺、紗江子さんとメールできてデートできて、セックスできて
すげぇ、幸せだった。夢みたいだった。
こんな気持ち、分かる?
それをあんな形で一方的に切るなんてずるくね?」
うん。ごめん。
「俺、めちゃめちゃ傷ついた」
うん。
ツカサは玄関のその場に座り込んだ
「なんだ。濡れてるじゃん。
乱暴にされても感じるんだ?
経験のない童貞でも、乱暴にされても
両方感じるんだ?
何でもいいんだな・・・
紗江子さん、ホント、セックスが好きなだけか?」
心無いツカサの一言に涙が出た。
あの日、抱かれたのはツカサを可愛いと思ったから。
「好き」って気持ちとは違うかもしれない。
でも翌朝、ツカサを見ながら目が覚めて幸せだと感じたよ。
だけど。そんな11歳も違う高校生と付き合えないでしょ・・・
だから、お互いに深入りする前に何もなかった事にしたかっただけ。
不倫の時に引き戻せなくなる前に戻れなかった。
だから今度はその前に引き戻ろうと思った。
なんで、こんなに乱暴にされなきゃならないの?
私の涙を見てツカサの手がゆるんだ・・・
「紗江子さん、傷ついた?俺もだよ?俺もだよ? 紗江子さん。
紗江子さんのことは本当にずっと前から知ってたんだよ。
紗江子さんが上司と不倫してたのも兄貴に聞いて知ってた。
でも、好きになっちゃったんだ。
話を聞いてるうちに、写真を見ているうちに好きになっちゃったんだ。
だから兄貴に会わせてくれるように頼んだんだよ」
「ツカサ・・・」
「俺、紗江子さんとメールできてデートできて、セックスできて
すげぇ、幸せだった。夢みたいだった。
こんな気持ち、分かる?
それをあんな形で一方的に切るなんてずるくね?」
うん。ごめん。
「俺、めちゃめちゃ傷ついた」
うん。
ツカサは玄関のその場に座り込んだ