この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キスの花束を
第5章 嫉妬と誤解
「部長、お嬢さん、いくつになったんですか」
「15歳。中3だよ。反抗期でいやになるな。父親は嫌われてるよ」
「まぁ女の子は。しょうがないですよね。
就職するころには直ってますよ」
「まだまだだなぁ~」

まいった。と頭をかきながら苦笑している新田部長は
きっといいパパなんだろう。

「武田さんもそろそろ結婚か?」
「私ですか。まだまだですね」
「まぁ結婚だけが幸せじゃないからな」
色々あるよな。
そう言いながらぽんと肩を叩いてくれた。

「部長ももっと偉くなってくださいよ。
役付きになったら私が担当秘書になりますから」
「う~ん。役付きかぁ。その頃武田さんまだいるかな?」
「いますよ!」

私たちは駅まで笑いながら話した後
違うホームへと別れて行った。

その途中でツカサが私を待っていて
仲良さそうに話している私と部長を見ていたなんて知らなかった。

部長を私の元の不倫相手の浅岡課長だと勘違いした。


ツカサからのメールはパタリと途絶えた―――
/49ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ