この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜の愛、人との愛
第1章 深夜2時のプロローグ
深夜2時。
真理亜は缶チューハイを片手に、ベランダの手すりに突っ伏していた。
昨日、いや、今日と括るべきか。とにかく10時間前、会議室でやらかした大失態の反動で、ベッドに入ったのに全く寝付けなかったのだ。

(明日も仕事なのに…)

そう思いつつも、手すりに預けた両腕に顔を埋めて、なんだか動くことが出来ない。

僅かな月明かりが、彼女の淡く茶色に染まったセミロングの髪を撫でては遠ざかり、初夏の風が、時折、スレンダーな体を包み込む。



そのまま、15分ほど過ぎただろうか。

漸く彼女は顔を上げて、そして一瞬、不思議そうな顔をした。

何かと目があったような気がした。

「……?」

微かに首を傾げ、その直後、彼女は黒い何かに覆われ、意識を手放した。



/226ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ