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ダディisサディスト
第11章 理解と距離
「社長の攻めが…凄いのか―――…
ナツのあの泣き顔は―――…
はぁ…たまらなくサド心を掻き立てられる…
虐めたくなる顔だ―――…」
私は、泣き顔で一時停止になっているナツの顔をため息混じりに見つめる――…
痛くて…気持ちいい?
酷い事言われて…嬉しい?
不思議な世界―――…
「…今、緑川さんをナツさんに会わせたら―――…
大変な事になりそうですね。」
緑川は、ニヤニヤが止まらない――…
「…ですね…今の私は、ナツをボロボロにしてしまう自信があります。」
私は、うっとり画像を見ている緑川に冷たい視線を送る―――――…
「…小雪さん…その目は、誉め言葉と受け止めますよ?」
「―――――…緑川さん…仕事に戻ってください…」
「かしこまりました。」
緑川は、PCを戻すと…
悪戯っ子ぽく笑った―――…