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ダディisサディスト
第22章 涙と笑顔

「あっ…小雪さん、ちょっと保育園の先生と話があるから…史朗と待っててもらっていい?」



史朗が園からの手紙をナツに渡すと…ナツは、私と史朗を園庭に残し戻った…



「お雪さん…、あ…小雪さん…」



「呼びやすいように呼んでいいよ?史朗君」




すると…史朗は、モジモジしながら…私に近づき…



「小雪さん……今日…
ママ―――…疲れてる?」





ドキンとした…



一応…ホテルで十分休息してからここに来たが―――…


いつもと違う雰囲気に…


子供ながらに…
何かを感じ取ったのか――…




流石――――…
――…ナツさんの子だなぁ…




「…疲れてるかもね、私が連れ回しちゃったから――…
今日は、早く休ませてあげて…
史朗君、ママをよろしくね」



ママを任された史朗は、パッと明るくなり!



「分かった!任せて!」


と、手を大きくてを広げた…





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