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第3章 迷走する欲情

俺は逃げるように
妹の部屋を出た


自分の部屋に戻り
ﾍﾞｯﾄﾞに寝転ぶ



頭の中で繰り返すのは

妹のｵﾅﾆｰ姿…
妹の乳房…
妹の言葉…


打ち消そうとしても
また頭に浮かぶ妹の姿


そして…
少しずつ湧き出る性…


俺は困惑した…

妹に欲情する自分に嫌悪感を持たない事に…



いや…
いけない事だ…
俺は兄貴
あいつは俺の妹

俺の中の男の部分が
反応しただけなんだ…



俺は自分の真の感情を
探るのを止めた