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第4章 覚醒

俺はその日を境に
ｵﾅﾆｰに没頭する毎日を送った


妹を…
妹の漏れ聞こえる声と
脳裏に焼き付いて離れない
妹の身体を材料に…


そこに
異性としての感情が
存在しているのか…

愛情はあるのか…

そんな事は
もうどうでもよかった



　　妹が
　　　俺をこんな風に
　　　　　　　したんだ…



そんな開き直った考え方まで
していた


そして…
俺はあの日
妹の身体に触れてしまった



男として当然の性の衝動…


でも…


兄としては
侵してはならない行動



俺は…
欲望に負けた

それだけならよかったのに…