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Usagi―妹恋慕
第5章 背徳の中の本能


俺の言葉に顔を少し伏せ
まだ寝たふりをする



いじらしい妹の姿に
俺ははやる気持ちを押さえ
そっと唇を重ねる


身体を硬くする妹に
すぐに唇を離した



閉じた瞳のまつ毛と…
ふっくらした唇が
小さく震えていた


そんな妹を見ても
俺の欲望はおさまるどころか
妹の唇を奪い続けた


あんなに俺を挑発して
大胆な姿を見せつけていた妹…

俺の腕の中で
小さい身体を震わせて
それでも俺を求めようとする




『起きてるんだろ…もう負けたよ…』




自分自身に負けた俺の
身勝手な言葉




目をそっと開け…
まっすぐな瞳を俺に向ける妹


ほんの一瞬…
俺はためらったのかもしれない



『最悪だな…妹の挑発に負けるなんてな…俺は…最悪だよ』




そう…
俺は最悪な男だ



    兄としても…

    男としても…



俺は心底自分を醜いと思った

妹に対する欲望が
増すばかりの自分に…


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