この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
噂をすれば恋
第3章 さ
翌日、加藤さんに呼び止められ
「海外事業部の森川に連絡取ったんだけど、今海外らしいんだ。
金曜日に帰ってくる。で、月曜日からまた海外らしい。
どうする?他をあたるか?」
と言われた。

忘れてた!
社内報のインタビューだ。

「金曜日の帰国時間は分かりますか?」
「昼過ぎに成田らしい。金曜の夜しかダメだな」

金曜の、夜。か。

「あいつ、忙しいから食事をしながらなら。って言ってるけどどうする?」
「それでお願いします」

躊躇している暇はない。
社内報だけに時間を割く事が出来るならいざ知らず
他の仕事と掛け持ちなら、他を探している時間はない。

「お店は私が用意します。何系がいいんですかね?」
「出来れば日本食にしてやって。あいつ1年のほとんどが海外だから」
「おっけーです」

そういえば森川さんはほとんどが海外だって言ってた。
それなのに、その顔の良さが知れ渡ってるってどんだけよ。

加藤さんが同期でよかった。
私だったら捕まえられないかもしれない。

そう思いながら、広報でよく使う
料理の割にリーズナブルな日本料理店を予約した。

後は、金子さんか。
この前の「金曜日を予約したい」を
どこまで信じていいのか分からないけど
このままほっといて当日ドタキャンは失礼のような気がする。
/53ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ