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保健室は絶対領域
第13章 本性
浴室の電気が点いたのを確認すると、良斗はベランダから部屋に侵入した。

ベランダの鍵を開けることは、良斗にとって朝飯前の事。


リビングに入ると、浴室からシャワーの音がする。

良斗は寝室に向かうと、クローゼットに隠れて息を潜めた。


目的は、桜子を覗き見るためだ。

週末に帰ると言っておきながら、こっそり帰国していたのだ。


やがて、バスローブを身に纏った桜子が現れる。

桜子は、バスローブを脱いで全裸になった。


滑らかそうな白い肌、小ぶりながらツンと反り返った形の良い乳房、キュッと引き締まったウエストライン…

良斗のいるクローゼットの鏡に向かって裸を晒し、全身に保湿用のクリームを塗っていく。
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